S-Plus を Emacs 上で実行する

(このページの記述は貴方の emacs環境の設定に強く依存します。)

注：以下で "C-" は Control キー、"M-" は Esc キーを押しながらその後の文字のキーを押すことを意味する。また、Blank は空白キーを意味します。

準備と起動

以下のように、Emacs を起動して、そこでSplusを立ち上げると便利に使える。 
emacs         # emacs起動
C-x 2         # Emacsのウインドを二つのバッファに分る
              # 一方でSコマンドを作成し、一方でSplusを実行する
M-x shell RET # 一方のウインドで UNIX shell を起動
Splus         # そのウインドで Splus を起動
C-x o         # バッファを移動 （コマンドEdit用バッファへ）
このあと、コマンドをEditし、次節のコマンドを使い、完成したコマンドを 他方のバッファへコピーして実行する。 
コマンド実行中断：Signals - BREAK
              # (ウインド上のボタンから選択)
              # 巨大なオブジェクトを表示しだして、止らないとか、
              # 無限ループ(のような)コマンドを実行してしまったときに。
終了は、Splus を起動したバッファで普通にq()を実行し、バッファを閉じればよい。 なお、実行の履歴を自分の管理するファイルとして保存 Editしたい場合、 実行していたバッファーをファイルとしての名前を付けて saveすればよい。 なお、help は、別途、裸のウインドで起動した方がよい。

Emacs での カーソル移動 

                   M-< # ファイル先頭                   
                   C-p # 上
C-a # 左端 C-b # 左       C-f # 右   C-e # 右端
                   C-n # 下
                   M-> # ファイル最後

Emacs での edit のコマンド

C-h     # カーソル前１文字削除
C-d     # カーソルの１文字削除
C-k     # カーソルから後を削除

C-Blank # 起点をマーク
C-W     # 起点から現在のカーソル位置までを削除
        #   （削除した内容はバッファーに入る）
C-Y     # バッファー内容をカーソル位置に吐き出す。

C-x rk  # 起点から現在のカーソル位置までを対角線とする長方形領域削除
C-x ry  # 長方形領域用のバッファー内容をカーソル位置を起点として吐き出す。

C-x u   # Undo 一つ前のedit操作を元に戻す

Emacs での ファイル操作 

C-x s   # ファイルを saveする。
C-x C-w # ファイルに名前を付けて saveする。